女性なら、誰しもが大きくて形の良い胸になりたい、と思っているはず。
男性からみても、巨乳云々ではなく、形がよくて比較的大きめの胸のほうが魅力があるわけですから。
そもそも、女性に生まれたのですから、やっぱり魅力ある胸になりたいと思いますよね?
ところで、胸を大きくするには女性ホルモンが重要だ、という話はどこかから聞いたことがあると思います。
卵巣から分泌される女性ホルモン、これが胸を大きくし、くびれを作り、女性らしい体型を作ることはよく知られていますが、ほかにも丈夫な赤ちゃんを生むための臓器強化や、つややかな美しい髪を育てることも知られています。
女性ホルモンによく似た働きをするということで、大豆イソフラボンがよく知られていますよね?
しかし、大豆イソフラボンのままでは女性ホルモンの代わりにはなりません。
女性ホルモンにそっくりな性質に変化するためには、
エクオール
という成分に変化する必要があるそうです。
さらに、大豆イソフラボンをエクオールに変化させるのは、腸内にいる「エクオール産生菌」というものが必要不可欠。
さらに残念なことに、この「エクオール産生菌」を腸内に持っている人は、日本人の女性の2人に1人の割合。
つまり、約半数の人は、どんなに大豆イソフラボンを摂取しても、エクオール産生菌が腸に存在しないために、女性ホルモンの代わりにはならないのです!
そして
決定的に残念なこと
に、たとえエクオール産生菌を持っていて、腸内でエクオールに変化したとしても、本物の女性ホルモンであるエストロゲンに比べると、約1/1000程度の効果しかないそうです。
これって、ほぼ誤差といっても過言ではないくらい、絶望的な希望数値ではないですか?
大豆イソフラボンを意識して毎日たくさん摂っても、所詮は1/1000程度の働きしかできないのでは、大豆イソフラボンを摂り過ぎてカロリーオーバーになるデメリットのほうが大きいです。
胸を大きくしたいと思うのなら、毎日の食事のなかで、女性ホルモンの分泌を向上させるような食事を意識して摂取するほうが、よほど効率が良いということになります。